スマブラでVIP入りした話
はじめに
この記事はKMCアドベントカレンダー25日目の記事です。
昨日の記事はcc141さんの「旅館のはなし」でした。湯船に浸かりたい。
さて、こんにちはreplicaといいます。こういうブログ記事を今まで書いたことがなかった僕が何故このKMCアドベントカレンダーに登録して記事を書いているかというと、KMC44代広報の役職に就くことが決まった数日後に「KMCでは毎年12月25日のアドベントカレンダーは新広報が書く」という慣例を知ってしまったからです。「知ってしまった。」とは書きましたが、おもしろそうだとは思っていたので良い機会と思って楽しみたいと思います。
スマブラとは
「大乱闘スマッシュブラザーズ」のことです。僕が今回話すのはこのスマブラの最新作である「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」についてです。
スマブラを始めた経緯
元々、wii版のスマブラである「大乱闘スマッシュブラザーズ X」は持っていたので、毎年正月に兄や従兄弟とするなどして基本的なルール、操作などは知っていました。しかし、4人乱闘くらいしかやらなかったので、僕にとってスマブラはただのパーティーゲームでした。そんな僕に今年熊野寮という学生寮に入ったことで転機が訪れました。熊野寮は9つのブロックに分かれており、各ブロックに談話室という寮生の交流の場があるのですが、僕が入ったブロックではスマブラが盛んで、ほとんどの時間誰かがスマブラをしています。そこでは誰も4人乱闘などはしておらず、「1on1」のみです。みんなが「DA」、「ガーキャン上B」、「受け身」など聞き馴染みのない専門用語を当たり前に使っている中で、ガードもできなかった僕は他の寮生と交流できる嬉しさもあり、7月以降談話室でスマブラをするようになり、段々とのめり込んでいったのです。
スマブラにハマった理由
スマブラにハマってしまった最大の要因は「VIPの存在」です。スマブラには「オンライ対戦」というものがあり、そこでは各プレイヤーの各キャラに世界戦闘力というものが設定されています。オンライン対戦で勝てばその世界戦闘力は上がり、負ければ下がります。
それだけならそこまでハマらなかったと思うのですが、スマブラではある世界戦闘力以上の人たちは「 VIPルーム」というところで対戦ができるようになる仕組みが存在します。このVIPルームに入れるのは全体の3%と言われていて、制作陣はそこでの対戦を参考にしてキャラのアップデート内容を決めるらしいです。そのような"特別感"にまんまと魅了されてしまった僕はVIP入りするという目標に向かってスマブラ中毒の道を突き進みました。
使っているキャラ
まだ僕が使っているキャラを紹介していなかったので紹介します。僕が使っているのは「トゥーンリンク」というキャラです。
このキャラの魅力は爆弾、ブーメラン、弓矢の3つの飛び道具を駆使しながら相手を崩して、剣術でトドメをさしていくところにあります。近距離〜遠距離までどの間合いでも戦うことができるので、どんな相手にも対応できるオールラウンダー的な印象を持っています。ガンガン責めるよりかは堅実に攻めたい自分の性格に合っていたのと、小柄で素早く、操作しやすかったのでこのキャラを選びました。
VIP入りするまでにしたこと
記事タイトルにもあるように10月にめでたくVIP入りを果たしたので、それまでにしたことを書いていきます。まず各世界戦闘力帯の大体の感じをつかんでもらうためにクマメイトツールでの表(2020/12/19現在)を貼ります。右端が世界戦闘力で、真ん中が各戦闘力帯の名称となっています。
逆VIP脱出(~20万くらい)まで
大体世界戦闘力0~20万が逆VIPと呼ばれていて、初心者の溜まり場となっています。初心者と言ってもオンラインをわざわざするくらいの人たちなのでまあまあ強いです。オンラインマッチは最初、世界戦闘力700万くらいからスタートするのですが僕は初心者だったので当然のように13万くらいまで下がり逆VIPの一員となりました。ここでは戦闘力が勝っても負けても1000くらいしか変動しないため、抜けるには安定して勝つ必要があり、多くのオンライン初心者が抜けるまでに苦労します。実際、僕はここを抜けるまでに1ヶ月くらいかかった記憶があります。この間に覚えたこととしては
・ガード、回避、つかみなどの基本
・相手キャラの大体の攻撃
・爆弾空前などの簡単なコンボ
があります。こう書くとちょっとのことに見えますが、最初のうちは上手く復帰できなかったり、相手の適当なスマッシュ技に当たるなど雑な部分が多く、中々安定して勝つことができませんでした。
20万~600万くらいまで
逆VIPを脱出した頃から、談話室の方々に「強い人の動画を見るといいよ」と言われたのもありシグマさんという方の動画を見始めるようになりました。実際に強い人の動きは無駄がないのでかなり参考になると共に、すごいプレーを見ることでトゥーンリンクを使っていくモチベーションにもなりました。20万から600万いくまでがまた1ヶ月くらいだったと思います。
この間に覚えたこととしては
・復帰阻止
・飛び道具の撒き方
・基本的な撃墜手段
・相手キャラの大体の特性
・基本的な立ち回り
などがあります。夏休み期間だったこともあり、10時間くらいやっていた日もありました。完全に中毒ですね。
600万〜VIP入りまで
この時期は授業が始まり、流石にスマブラしすぎだという気持ちになったこともあり「VIPに入ったら辞められる」という思いを持ちながら、隙間時間を見つけては談話室に行き、スマブラをしていました。この間に覚えたこととしては
・トゥーンリンクの各技のフレーム数
・各相手キャラに対する立ち回り
・ダメージの稼ぎ方
・撃墜拒否
などです。日によって勝てる時と負ける時の差が激しく、毎日スマブラ動画を見ては新たな攻撃方法を試してみたりしていました。そんな日々を経て、晴れて10月23日にVIP入りを果たしました。何にせよ努力が報われるのは嬉しいですね。かなりの達成感でした。
ついにスマブラvip到達!
— replica (@replica531) 2020年10月23日
VIP入り後
VIPはある種の勲章みたいなもののようで、VIPに入った後は談話室の先輩達から「スマブラしよう」と言ってもらえるようになったり、学科の人ともスマブラの話で盛り上がり、時々その人達の家に行きスマブラを一緒にするなど交友関係を広げるのに役立っています。現在は2限目と3限目の間の1時間に談話室に行きスマブラをするくらいで、丁度良い感じでスマブラと関われています。(つい先日10時間ぶっ続けでやってしまったので嘘になりました。)最近、新たにセフィロスが参戦するなどスマブラ界が盛り上がっていて、これからも楽しめそうです。
最後に
クリスマスですが無宗派なのでクリスマスは無視します。今年も残すところ一週間となりました。明日、僕は地元に帰るので4ヶ月ぶりに実家の犬に会える瞬間が待ちきれない状態です。皆さんもコロナ禍ではありますが、年末年始はゆっくりお過ごしください。では、良いお年を。